アメリカ西海岸のリゾート、レイクタホは最強のアウトドア天国
レイクタホ(Lake Tahoe)って聞いたことありますか?
タホはアメリカ西海岸にある高原のリゾート。
シボレーが出している車でタホというモデルがありますが、この車の名前はこの湖からつけられたもの。
それくらいアメリカではよく知られているリゾートなんです。
レイクタホで何ができるのかというと、冬はスキーやスノボができること。夏は湖でのウォータースポーツ。さらにハイキングやトレッキング、ロッククライミングやマウンテンバイキングなど、基本的にアウトドアで楽しめるアクティビティならばほぼなんでも楽しむことができます。
ここではアウトドア派の天国みたいなレイクタホを紹介します。
タホってどこにあるの?
レイクタホはカリフォルニア州とネバダ州の州境にあってサンフランシスコから車で約4時間くらいです。
一番近い空港はネバダ州にあるリノ空港(Reno)になりますが、日本からの直行便はありません。
なので西海岸にある直行便の飛んでいるエアポートからの乗り換えになります。
リノまで乗り換えのできる国際空港は、
- サンフランシスコ
- ロスアンゼルス
- シアトル
- デンバー
が主な空港になります。
サンフランシスコ空港からレンタカーした場合のの道のりです。
レイクタホの魅力
タホといえばスキーで有名かもしれないですね。1960年の冬季オリンピックの会場になりました。今でもアメリカで有数のスキー場がそろっています。冬だけではなく春夏秋のアクティビティもたくさんあります。
レイクタホでできるアクティビティです。
ウインタースポーツ:
- スキー・スノボ
- スノーモービル
- クロスカントリースキー
- バックカントリースキー
- スノーシュー
- アイススケート
ウォータースポーツ:
- カヤック
- スタンドアップパドルボート
- セイリング
- パラセイリング
- ウォータースキー
- ウエイクボード
- ダイビング
- スイミング
- ジェットスキー
冬以外にできるスポーツ
- カイトサーフィン
- ウインドサーフィン
- マウンテンバイキング
- ロードバイキング
- ハイキング
- ロッククライミング
- 乗馬
- ハングライダー
- パラグライダー
スポーツ以外のアクティビティ
- フィッシング
- キャンピング
- クルージング
これだけいろいろなことができるリゾートも珍しいかもしれませんね。
私がレイクタホを知ったのはスキーを通じてなので、私にとってのタホはスキーを楽しむ場所として当時住んでいたサンフランシスコからタホまで冬になると通っていました。
レイクタホに引っ越してきてから、実は年間を通じて楽しめることがたくさんあるのだということを知ったくらいです。
同じようにロッククライミングの人にとってのタホは、ロッククライミングのゲレンデだし、マウンテンバイクの人たちには、森の中をがんがんバイクで飛ばす場所なのだと思います。
というわけで、レイクタホには1年を通じていろいろなタイプのスポーツが好きな人や、アウトドアが大好きな人たちがレイクタホにやってくるのです。
もちろんスポーツやアウトドアアクティビティをしなくても、高原のきれいな空気の中でゆっくりのんびりバカンスを過ごす人たちもたくさんいます。
レイクタホはアメリカでトップクラスのスキーリゾート
レイクタホでなんといっても有名なのはスキースノボでしょう。
アメリカ国内でも有数のスキー場があります。
レイクタホの周辺にはその数大小含めて15のスキー場があり、1960年の冬季オリンピックが開催されたスコアバレー(Squaw Valley)がレイクタホの代表的なスキー場です。
スコアバレーからは今でもアメリカスキーチームの多くの選手が育っていて、スキーやスノボのメダリストもこのスキー場で練習してきました。
レイクタホのスキー場が、アメリカ国内にある他のスキー場と比べて特別なのは、ほとんどのスキー場から真っ青な湖を見下ろすことができることです。
特に湖の近くにあるスキー場では、湖に向って滑り降りていくようなダイナミックな滑りを楽しむことができます。
規模は小さいけれどホムウッドは湖に隣接しているので、スロープから見下ろす湖の眺めはトップクラスです。
ホムウッドのスロープからみるレイクタホの眺めは最高です。↓
レイクタホのスキー場には、アメリカ国内からだけではなく、海外からもたくさんのスキーヤーやスノーボーダーが訪れます。
人気急上昇のスタンドアップパドルボート
夏のタホといえばもちろんウォータースポーツ。
ジェットスキーやセイリング、カヤックなどは典型的なタホのスポーツですが、ここ数年人気がでているのがスタンドアップパドルボード(SUP)という、大きなサーフボードの上に立ってオールでこぎながら進んでいく新しいスポーツです。
簡単な説明を受けるだけですぐに楽しむことができます。多くのスポーツのようにレッスンを受ける必要はほぼありません。(レースにでるならばコーチについて技術を磨く必要はあります)
また湖はうねりがあまりないのでボードのゆれも少なく、誰でも簡単にSUPが楽しめます。
ここ数年でスタンドアップパドルボードを貸し出すレンタル屋さんもずいぶん増えました。
慣れてくれば、スタンドアップパドルボードの上でヨガだってできちゃいます。
パドルボートの上で楽しむヨガもとてもポピュラーです。インストラクターと一緒にみんなでボードに乗って湖で行うヨガのクラスもあります。
ウオータースポーツならなんでもおまかせ
基本的に湖でできるスポーツならほぼなんでもできるのがレイクタホです。
カヤックなどのレンタルも盛んですが、パラセーリングというモーターボートの後ろにパラシュートをつなげて空高く舞い上がるスポーツも人気があります。パラセーリングは、パラセーリングのサービスを提供している業者が数件あります。
ウエークボードも最近人気がでてきています。レンタルはないので、個人でウエークボードができる人しか楽しめないのがちょっと残念なところ。カイトサーフィンやウインドサーフィンも同様で、レイクタホには道具のレンタルがほぼできません。(ものすごく古いウインドサーフィンの道具をレンタルしているところはあるようです)
ダイビングのレッスンもあります。湖でダイビング?と思われるかもしれませんが、初心者用の練習場所として湖ってとてもよいところなんです。潮の流れがないので、流される心配がないのと、湖の透明度が高いので練習にはもってこい。
ただしモーターボートやジェットスキーに轢かれる心配がありますので、ダイビングの練習中にはブイの上に旗をのっけて、目印にしているようです。
スイミングももちろんできますが、水温がものすごく低いのです。なので私は湖で泳ぐときは必ずウエットスーツを着用します。
これもまた個人差があるもので、水着だけでがんがん泳いでいる人も結構いるのです。特に白人のおじさまたちは一体どういう体感温度なんだろうと思ってしまいますが、海パンだけで冷たい水の中に平気ではいってがっつり泳いでおられます。
ビーチでボーっとしたっていい
ビーチでひっくりかえって本を読んだりボーっとしたり、バケーションの醍醐味ですよね。
タホにはリラックスするのに最高な白砂のきれいなビーチもいくつかあります。
ビーチマットにころがったり、ビーチチェアの上で一日中ぼーっとリラックスするのにもレイクタホはもってこいのところ。
ただし1900メートルの高度ですので、紫外線の強さは半端ないです。
サンスクリーンと帽子は必須で肌を守ってくださいね。
自転車乗りにはたまらないバイク天国
夏のもうひとつの人気スポーツは自転車。
湖のまわりには歩行者と自転車のための専用道路があるので、キッズが一緒でも安心してあちこちに移動できます。ただし完全にはつながっていないので、湖を一周する場合には自動車道を走らなければならないところもあります。
湖沿いに併設された歩行者と自転車の専用遊歩道↓
マウンテンバイクももちろん盛んです。森の中を重装備のマウンテンバイクでがんがんかっとばせます。
プロクラスのマウンテンバイクも湖沿いにあるバイクショップでレンタルできます。
レイクタホにはマウンテンバイクのために全国から移住してきたかなり大きなマウンテンバイクコミュニティがあります。彼らはバイクショップで働きながらバイクのレースにでるなどプロとしての活動もしています。
いろいろなレースが開催される
2015年の夏はトライアスロンの世界的なレース、アイロンマンがタホで行われました。
標高1800メートルの高地で行われるレースなので、最も過酷なアイロンマンとも言われています。プロフェッショナルたちは大会の数週間前から現地いりして調整してました。(=空気の薄さに体を慣らす)
我が家の近くがバイク部門の折り返し地点になっていて、バイクに乗ったトライアスリートたちが次々に通り過ぎていきました。
最初が湖でのスイム、そしてバイク、このあとはランニングですね。お疲れ様です。
まとめ
タホにはここでは紹介しきれないほどのたくさんの魅力があります。
アウトドアアクティビティももちろん大きな魅力だけど、のんびりとリラックスするだけでも訪れる価値のあることろ。
日本からはアクセスがちょっと難しいところだけれど、サンフランシスコまで来る機会があったらタホへ訪れることを検討してみてください。
一度訪れるとタホの魅力にとりつかれてリピートする人が多いのもタホの特徴。
タホはかなり強力なパワースポットでもあるんですよ。
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[…] サンフランシスコから車で4時間くらいかかりますが、私たちの拠点、レイクタホの近くにも温泉がたくさんあります。 […]