ヨット暮らしのここがツライをまとめてみた

      2016/11/17

うちは1年の半分くらいをヨットで生活しています。

ヨットで暮らしているっていうとほとんどの人がいいね~ロマンチックだね~一度はやってみたいね~とおっしゃいますが、ヨット生活って実は不便なことのてんこ盛りなんです。

これからヨット生活してみたいなと考えているアナタ、ヨットで暮らすって素敵なことばかりじゃないってことも頭の片隅に入れて計画してみてください。

8年のヨット生活で体験したヨット暮らしのツライところ、まとめてみました。

狭い狭いせま~い

船内は狭いです。

うちの船は全長約12メートル、横幅の一番長いところは約4メートル。室内の面積が60㎡です。とはいってもセールボートなので室内の真ん中にどどんとマストがあったり、床がカーブしていたりと実際に使える面積は60㎡もないと思います。解決法はスペースを維持するために余計なものは持たないこと。というか持てないです。モノに囲まれて生活したい人にはきついです。

トイレが大変である

船生活で一番大変なのがトイレです。定期的にタンクにたまったモノを処理しなければならないし、どんなに洗浄してもやっぱり室内ににおいが残ります。よってうちの解決法は、”でかい方”はヨットではしないこと。がんばってヨットクラブのトイレに駆け込みます。

朝とか結構つらいっす。

 

3日に1回は給水

ヨットで使う水は船内にあるタンクから供給されます。なのでドックにある水道から定期的にタンクへ給水しなければならないのです。ドックから長いホースを船までつないで、タンクへ給水。雨のときなんか大変です。

水を使う頻度にもよるけど、だいたい3日に1回は給水するかんじです。よって自然と節水をこころがけるようになります。水を使いすぎちゃうと頻繁に給水しなくちゃないらないですからね。エコロジーからの節水ではありません。

 

まともな料理ができないよ~

キッチンには小さなガスコンロとオーブンがついてますが、なにせ小さなキッチンなので簡単なものしか作れないです。手間のかかる料理はできないので、パスタとかサラダとかぱぱっと作れるもののみ。料理が好きだとかなりストレスかも。

↓うちのキッチン。フライパンをおいたらいっぱいになっちゃうコンロです。

ヨット、船内、キッチン

カビと湿度との終わりなき戦い

水の上に住んでるわけですから、常に湿度が高くカビがあちこちに発生します。しばらくボートを空けてて戻ってたときに最初にするのはあちこちに発生したカビ退治。カビキラー、マスクとゴム手は必需品です。食べ物をおきっぱなしにはできないし、一度あけたものは速攻で食べてしまわないとすぐにしけってカビが発生します。

一番大変なのがキッチンのキャビネット。船を数日以上留守にする場合は、調味料などはすべて乾燥剤の入ったプラスチックのコンテナに収納します。これをしないと塩や砂糖などはあっというまに固まってしまいます。

 

ヨットの宿命:雨漏れは避けられませぬ

雨が降るともれます。窓のまわりからもれることが多い。もれている原因がわかればいいんですが、困るのが一体どこからもれているのかわからないケース。原因がわからないと、雨漏りの修理もできないんですね。今も4ヶ所ほど原因不明の雨漏りに悩まされてます。

船をあけるときはもれているところにバケツをおいていきます。水浸しになってたら大変ですからね。しばらくぶりに船に戻るとあたらしい雨漏りが発生していたり。これまた終わりなき戦いなんです。

 

ネット回線が不安的で電気系のものがこわれやすい

ネットはホームブロードバンドを使ってますが、ケーブルとコントローラーが常に海水にさらされているせいか安定してないです。もちろん屋外用のものを使っているんですけどね。4Gのモバイルカードのほうが安定してます。

モデムやプリンター、モニターなど電気系のものは湿気のために壊れやすいです。ヨット生活のときは船が仕事場になるのですごく困ります。

 

まとめ

大変なことも多いけど、それ以上の魅力があるのもヨット生活。不便と思いつつ8年も続けてるんですからね。やっぱりやめられないヨット暮らし。文句いいながらなかなか別れられない腐れ縁って感じですかね。

我が家のヨットの内部も大公開しております。興味のある方は”大公開!ヨット暮らしの船内ってこんな感じだよ”もあわせてご覧ください。

そろそろヨットに移住する季節になってきました。ヨット生活が始まったら、実況中継でヨット暮らしの全容をレポートしますね。

 

 - ヨットで生活, ヨット生活あれこれ