ヨットで暮らすという選択と経済効果について考えてみよう

      2017/07/10

バークレーマリーナ

ヨットで暮らしてみるって考えたことありますか?

私たちは、田舎のリゾートレイクタホと都会であるサンフランシスコベイエリアを行ったりきたりするいわゆる2拠点生活をしています。

タホでは普通の家で生活してベイエリアではヨットで暮らしています。

ヨットで暮らすのはだいたい1年の半分くらい。あ、ヨットといっても有名人たちが所有している豪華ヨットを想像しないでくださいね。うちのは建造30年以上たっている古い中古のヨットです。

実は、ヨットに住むのってアメリカではとても経済効果の高いライフスタイルなんです。

なぜヨットに住むという選択をしたのか、そしてアメリカでのヨット生活って一体どれくらいかかるのか、我が家のケースを例にとってご紹介します。

なぜヨットに住むのか?

ヨットに住むという選択、アメリカではそれほど特殊なことではないのです。

ヨットなど小型船舶の値段や維持費が日本に比べて格段に安いということもあり、ヨットやモーターボートを住居にするライフスタイルはひとつの選択肢。

なぜヨットに住むことになったのか?

うちの場合は:

1)不動産バブルのベイエリアでは家を買うことができず田舎のレイクタホに家は買ったけど、ベイエリアでも拠点が必要だった。(=2拠点で生活することになった)

2)ヨット仲間がたくさんいて、ヨット生活をしている人が身近にいた(=すんなりヨット生活を始めることができた)

3)うちのダンナの趣味はセーリング。レジャー目的だけでボートを維持するよりは、住居としても維持するほうが経済効率が高い

といったところでしょうか。

ヨットに住む選択を取る人たちの最も大きな理由は、たぶんうちと同じで経済的な理由と海が好きでセーリングが好きだから。

定年退職した人たちが、自分たちの住居を売ってヨットに移り住むものよくあるパターンだし、住居を賃貸で貸し出しながらヨットで暮らす人やそのまま世界中をセイリングしたり。居住形態って家に住むだけじゃあないんですね。

ヨットっていくらぐらいするの?

ヨットの値段はもちろん新品のから中古までぴんからきりまです。

うちのヨットはフランスのヨットメーカー、ベネトウ (Beneteau)で建造された 38フィートのヨット。1986年の古いものです。

5年前の購入で、2万5000ドル。日本円で300万くらいです。車くらいの価格ですね。後から知ったのですが、これは破格のお値段だったようです。市場価格ではだいたい4万ドルくらい(約450万円)。それでもちょっと高級な車くらいの値段です。

実際にはこれに税金やヨットの登録料などが加わるので、最終的にはもう少しかかります。

これが新品のヨットとなると同じサイズのヨットでベネトウの場合日本円で3000万くらい。

うーん、普通の生活をしている人にはまず買えない値段ですね。しかもヨットの減価償却って信じられないくらい早く進むので、10年もすると価値が30-40%くらい下がってしまいます。

 

 

うちのヨット、↓

ベネトウ ファースト38

ベネトウ ファースト38

 

ヨットに住む費用はどれくらい?

物価の高いベイエリアでは最もエコノミカルなヨット生活なんです。

現在サンフランシスコとその周りの家賃は信じられないくらい高騰してます。例にとるとサンフランシスコのワンルームアパートの平均家賃が2900ドル(日本円で32万くらい?)ですからね。うちのヨットが停泊しているバークレー(サンフランシスコから車で20分ほどの近郊の町)はそこまでひどくないけど、とにかく高い。

我が家のヨット生活費用はどれくらいかというと、

1)マリーナの停泊料:月額640ドル

2)ヨットクラブの会員費:月額60ドル

3)ヨット所有のための税金:年間600ドル

4)ヨットの保険料:年間700ドル

5)メインテナンス費用:だいたい年間で1000ドルくらい

これらを合わせて月割りすると、月間の費用がだいたい900ドルくらい。

今のベイエリアでは900ドルでやっとシェアハウスの一室が借りれるくらいです。

しかも光熱費や水道代などはゼロ。マリーナの停泊料に含まれているんです。

どう考えても、ヨットに住むのは超エコノミカル!

 

うちのヨットが停泊しているバークレーマリーナ↓

バークレーマリーナ

まとめ

ヨットに住むという選択は経済効果だけではないんです。

海の上に浮かんだ生活ってなかなか快適。オットセイが隣で泳いでいたり、ペリカンやかもめが飛んできたり。
もちろん不便なこともたくさんあるので全ての人におススメできるライフスタイルではないですが、海が好きでヨットが好きならきっと気に入るはず。アウトドアでのアクティビティが好きな人にも向いていると思います。

うちの場合は、経済効果と満足度を合わせてみて、全体でみたら船生活は正解でした。

 

夕暮れ時のマリーナ。↓ こんな風景を楽しめるのもヨットに住んでいるからできること。

夕暮れのバークレーマリーナ

夕暮れのバークレーマリーナ

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