カリフォルニア、スコアバレーの女子スキーキャンプに参加してみた

      2017/02/13

カリフォルニア州レイクタホにあるスキーリゾート、スコアバレーには、オリンピックの金メダリストジョニーモズレーなどを育てた本格的なスキー・スノーボードのスクールがあります。

もちろん、一般スキーヤーやスノーボーダーのためのメニューも充実。個人レッスンから、グループレッスン、数日にわたる本格的なスキーキャンプなどメニューも多種多様です。

これまで半日のグループレッスンに参加したことはあったのですが、本格的にみっちり滑り込むスキーキャンプには参加したことはありませんでした。

今シーズンはこれまでずっと参加したいなーと思って逃していた女性インストラクターによる女子限定の3日間スキーキャンプに初めて参加することができたのでレポートしたいと思います。

 

スキーキャンプのスケジュールと費用

とにかく3日間滑り込みます。

  • キャンプ前夜:スキー場で2時間のオリエンテーション
  • 1日目:9時から4時まで練習、アフタースキーにヨガのクラス
  • 2日目:9時から4時まで練習、ランチタイムにビデオセッション、アフタースキーのイベントはスキー場にあるギャラリーでスコアバレーの女子スキーパトロールによるプレゼンテーション
  • 3日目:9時から4時まで練習

基本は9時から4時までゲレンデで練習ですが、1時間半から2時間のゆったりランチをはさむので、予測していたよりは体力的にきつくなかったです。

今年の参加者は全員で47名。レベルや目標などに合わせて5人から7人くらいのグループに分かれて練習します。

キャンプとはいっても泊り込みではなく、夜はそれぞれの宿または私のように近所に住む参加者は家に戻ります。

 

費用は3日間で毎日のランチやアフタースキーのイベントなどすべて含めて599ドル(リフト券を含まない)またはリフト券がつく場合は775ドルになります。

 

詳しい内容はこちらをご覧ください。

Squaw Valley Women of Winter Camp 

今年は定員オーバーで参加できなかった人が20人ほどいたそうです。

2018年のキャンプに興味のある方は早めに予約されることをお勧めします。

 

なぜ女子インストラクターなのか

私は基本的に女子会とかが苦手なタイプ。ずっと共学だったし、女友達はみな男みたいな女子ばかりだし、本気で語り合える男友達も多いのです。

そんな私がなぜ女子インストラクターによる女子キャンプに参加したかというと、

スポーツのレッスンは女子のインストラクターから学んだほうが学びが早いなと思ったからなんです。

オリンピック選手とかなら違うのかもしれないけれど、素人のレベルでは、女子ならではの細かいテクニックとか、なんといっても女子と男子では重心が違うのがとても大きい。

なので個人的には、女子スキーヤー・スノーボーダーならば女性インストラクターによるレッスンをお勧めします。

 

スキーキャンプ参加前の準備

キャンプに参加に申し込むと、キャンプ準備のためのエクササイズガイド、メンタルガイド、スキーの基本テクニック、スキー用具の解説、チューナップのテクニックなどなど、キャンプに向けて準備するガイドがみっちりと送られてきます。

参加前に一番心配だったのが、3日間朝から夕方まですべるのについていけるかどうかということでした。

毎日のストレッチとウオーキング、時間があればできるだけすべりに行くなどの準備はそれなりにしていましたが、送られてきたエクササイズガイドはとても役にたちました。

また、道具についてもちょうどスキー板とブーツを買い替えようとしているところなので、道具のガイドブックは保存版として重宝しています。(まさにオンタイム!)

キャンプ前日のオリエンテーション

なんと、都合があわなくて参加できなかったのです。

参加した人たちによると、

  • インストラクターたちからキャンプのスケジュールや具体的な流れ、心構えなどのプレゼンテーション
  • 参加者がスキーキャンプで達成したいゴールや自分のレベルなどを話しあって、グループ分けをする
  • ワインとチーズ、スナックなどの軽食付

とのことでした。

キャンプ1日目

初日はスコアバレーに朝8時30分集合。

午前中は似たようなレベルの人たちが20人くらい一緒に滑って、レベルに合わせてグループ分けをします。

 

私はこの日デモのスキーで滑っていたためクラス分けのテストスキーで調子がでずに、自分のいつものレベルよりはちょっとだけ下かなーと思うクラスに振り分けられました。

とはいっても、とてもよいメンバーとインストラクターでこれまで気づかなかった基本的なこと、ストックの位置、コブを超えていくときのひざの屈伸などをしっかり学ぶことができました。

1日このグループで滑りましたが、インストラクターの判断で翌日は違うグループへ移動することになりました。

 

この日のアフタースキーイベントは、スキーリゾートにあるヨガスタジオを1時間のヨガセッション。

これまた仕事がたてこんでいたために、参加することができませんでした。

参加した人たちによると、すごくよかったらしい。残念!

キャンプ2日目

2日目はスコアバレーのシスタースキーリゾートであるアルパインメドウズでの練習となりました。

違うクラスへ移りましたが、個人の目標だったモーグルの練習はほとんどせず、グルーマーで基本練習となりました。(このグループ、1日目はがっつりとコブを滑り込んだので、2日目はグルーマーでの練習になったらしい)

とはいっても、グルーマーでの練習はすごくためになりました。結局は基本のすべりができていないとモーグルは無理、ということなのだなと実感。

ブラックダイヤモンドの斜面をストックなしで滑る練習など、ものすごく難しくて驚きの連続!

キャンプの後でも自分で練習を続けたいメニューがいくつかありました。

 

この日はすべりをビデオにとって検証するビデオセッションもあり、ランチの間にそれぞれのグループでビデオを見ながら批評会をします。

自分のすべりが大きな画面に出ちゃうのは結構緊張するものです。

 

アフタースキーイベントは、女子のスキーパトロールによるプレゼンテーションがスコアバレーにあるギャラリーで開催されました。

ワインとチーズ付でなかなかおしゃれなイベントでした。

ちょうどキャンプの1週間ほど前に、スコアバレーのスキーパトロールの一人が雪崩れをコントロールする作業の事故で亡くなるという不幸な事故があり、女子パトロールのプレゼンに涙をぬぐう参加者の多々あり。私ももらい泣きしてしまいました。

 

 

ビデオ批評会でのわたしの滑りはこんな感じでした↓

ビデオを見ながら、インストラクターが解説してくれます。

 

キャンプ3日目

最終日はまたスコアバレーでの練習となります。

この日はモーグルのコースも滑り、自分のテクニックのなさにけっこう絶望してしまいます。

でも、なんとかコツはつかめたし、

 

”ターンするためのコブを探さずに、コブの真上でもとにかくターンを頻繁にすること”

”巨大なコブならコブの上で数回ターンしたっていい”

 

というとても大事なポイントを学びました。

インストラクターの言うように、コンスタントにターンができるような完璧なコブなんてないんですね。

確かに!

 

これを頭にたたきこんで、練習を続けたいなと思いました。

インストラクターたち

私は2つのグループで滑ったので、2人とインストラクターから学ぶことになりました。

2人とも違ったスタイルでのレッスンでしたが、結論は

 

2人ともすばらしいインストラクター

 

だったということ。

2日目と3日目に教わったインストラクターのモーリーは、当時アメリカで唯一の女子のためのスキーキャンプで教えるためにスコアバレーに移ってきたそうです。

そのころは3日ではなく1週間のキャンプだったとのこと。

 

すごいですね。1週間。

3日でへとへとになったので、1週間は無理だなあと思いました。

 

これまでに教わったインストラクターたちも含めて、とにかくみな明るい!そして前むき。

緊張してしかめつらして滑っていると、深呼吸して!笑って!と声がとんできます。

全体的にとにかくポジティブ。

スキーのテクニックだけでなくパワーも一緒にもらっちゃいました。

レッスンの内容をダイアリーにしてまとめた冊子も作ってくれます。

 

キャンプ参加者

20代後半から、たぶん60代かなという幅広い年代の参加者でした。

シングルでプロフェッショナル、または子育てと仕事を両立さているスーパーウーマンタイプが多かったようです。

70年代にスキーキャンプで出会って以来ずっと友達という少し年配の女性2人が参加されていました。

たぶん60代くらいのお二人でしたが、こんな風にずっとスキーを楽しみたいなと思わせてくれる素敵な人たちでした。

なんといっても、参加した2つのグループとも、あーこの人苦手、という女子が一人もいなかったのはラッキーだったと思います。

とにかく3日間、朝から晩まで一緒に練習して、リフトに乗ってゆっくり時間をかけてお昼食べて、とすごすわけで、やだなーと思う人がひとりくらいいても不思議はないのですけどね。

同じスポーツがすきな仲間意識みたいなものなのかもしれません。

すべり終わると、よくできたね~、いまのすごくよかったよ、などと励ましあい、3日間でチーム、という感覚が生まれました。

 

 

まとめ

 

毎日信じられないくらい晴天で、春スキーかなってくらいの暖かさでした。お天気に恵まれたのもラッキーだったと思います。

結論からいうと、参加して本当によかった。

仕事は忙しいときに休暇をとったので(スケジュールは日曜から火曜)キャンプのあとに家に戻ると仕事が待っている、というのはきつかったし、そのためにアフタースキーのイベントなどを逃してしまったのは残念でした。

 

私のスキー暦はかなり長いのですが、基本がなってないので、毎年1回はかならずスキーのクリニックを受けるようにしています。

 

基本がめちゃくちゃなフォームでも楽しく滑ることはできるけれど、基本ができていないとそのレベルでとまってしまいます。

目標はブラックダイヤモンドのコブ斜面をさらっと滑るようになること!

 

シーズンの終わりまでにコブのすべりを上達させたいです。

 

 - スコアバレー, レイクタホのスキースノボ