アメリカでスキー・スノボを楽しむ基礎知識ガイド

      2016/11/06

アメリカスキー場

アメリカでスキーやスノボに挑戦してみたいなと思ったことはありませんか?

そんな方のために、カリフォルニア州のレイクタホのスキー場を例にとって、スキーやスノボを楽しむために役に立つ基本的な情報をまとめてみました。

 

リフト券について

リフト券は価格変動制

リフト券には当日券、2日券、3日券などの連日券からシーズン券まであり、日本のリフト券システムとよく似ています。

違うところは、大型スキー場の場合、価格変動制になっているところです。株の売買みたいな感じですね。

例えば、

  • 当日にリフト券を買うよりも数日前に滑る日を指定して買うと割安になる
  • 当日券の価格は時価なのでその日のコンディションなどで変る
  • 週末などは価格が急騰するけれど、上記のように前もって指定で買えば安く購入できる

スキー場では様々な割安チケットや特別キャンペーンを打つことが多いので、行きたいと思うスキー場があればあらかじめチケット情報をこまめに仕入れておきましょう。

 

滑る回数によってはシーズン券が断然お得

レイクタホのスキー場のシーズン券はかなりお得です。

たとえば私たちがもっているシーズン券は、

  • スコアバレーとアルパインメドウズの共通シーズン券:499ドル
  • ヘブンリーバレー、ノーススター、カークウッド共通シーズン券:450ドル

年末年始などに滑ることができない一番安いタイプのシーズン券ですが、当日券が100ドル近くするレイクタホのスキー場なので、それぞれのシーズン券を5回づつ使えばモトがとれちゃいます。

ちなみに私たちの持っているシーズン券の値段はシーズン前もので割安になっています。

が、シーズンが始まってからでもそれほど大きな値上げましません。

シーズンが始まっていても、念のためシーズン券の価格を確認することをおススメします。

 

ホテルとリフト券のパッケージ

スキー場に併設されているホテルなどの宿泊とパッケージにしてリフト券を購入するとかなりお得です。

が、ホテルから直接ゲレンデに出ることができるスキーイン・アウトのホテルはかなり高額です。

なので、リフト券が安くなったとしても結局高くついちゃうかもしれないですね。

 

自己責任のための書類にサインする

スキー場によっては、リフト券を買うときに自己責任のための書類に署名しなければなりません。

スキー場で怪我や事故にあってもそれは個人の責任でスキー場の責任ではないということを証明するためのサインです。

アメリカは訴訟の国なのでこういった書類にサインするのはごく日常的なことです。

その代わりスキー場では、立ち入り禁止のエリア以外のどこででも滑ることができるし、崖から飛び降りることだってできるのです。

 

道具について

スキースノボのレンタル

大型スキー場ならばスキーやスノボの道具を現地でレンタルすることができます。

スキー場に併設されているレンタルショップだど少し割高になりますが、なんといっても便利です。

例えば、道具の不具合や故障などが起きた場合などにスキー場に併設されているショップだと簡単に道具の交換できます。

スキーやボードも初心者向けのものからハイパフォーマンスもものまで豊富な種類が用意されています。

ただし朝はレンタル希望者が殺到してかなり込み合いますので、時間を有効に使いたい場合は近隣の町にあるスキーショップで前日から借りておいたほうが良いかもしれません。

翌日使用ということで、前日の夕方から持ち出すことができます。

 

ヘルメットの着用は一般的

大人の場合は任意ですが、アメリカのスキー場でヘルメットの着用はとても一般的です。

ヘルメットを着用している人が8割から9割といったところでしょうか。

レンタルショップでヘルメットも借りることができます。

頭を保護してくれるだけではなく、暖かいし、雪が降って来ても気になりません。

ヘルメットの着用をぜひおススメしたいと思います。

 

 

コースについて

難易度の表示

日本と同じでコースの難易度は色でわかるようになっています。

 

  • 初心者コースはグリーン:とてもゆるやかな斜面です。別名バニースロープ(bunny slope=うさぎのスロープ)ともいいます。
  • 中級者コースはブルー:基本的にはそれなりに傾斜のある斜面です。かぎりなくグリーンにちかいブルーランから、ブラックに近い急斜面のブルーまであります。
  • 上級者コースはブラック:コースのマークが真っ黒なひし形のダイヤモンドの形をしているのでブラックダイヤモンド(Black Diamond)と呼びます。
  • 超上級者コースはダブルブラックダイヤモンド:真っ黒なひし形が二つならんでいることから、ダブルブラックダイヤモンド(Double Black Diamond)と呼んでいます。

 

初心者の小さな子供たちのために、ベルトコンベアのような動く歩道が備え付けられているエリアもあります。

このコンベアはマジックカーペット(Magic Carpet)と呼ばれて、マジックカーペットのエリアは一般のスキーやスノーボーダーが入れないように柵で囲まれています。

 

コースの種類

アメリカのスキー場はスキー場の敷地内であればほぼどこでも滑ることができます。

もちろん立ち入り禁止のエリアもあります。

たとえばゲレンデ内に小川や沼がある場合や雪のコンディションが悪いときはロープで囲って立ち入り禁止の看板を立てます。

 

コースの種類は、

  • グルーマー(Groomer)毎日雪上車が整地するコースです。大きく広がっているエリアで特に初心者には滑りやすいコースです。フォームを練習するにもよいスロープです。
  • モーグル(Mogul)大きく広がっていますが、こぶこぶの斜面です。ミニモーグルから巨大モーグルまでさまざま。
  • ツリーズ(Trees)林間コースです。日本ではあまりないかもしれないですが、アメリカでは林間コースってとても人気があります。林間コースでも斜面がゆるやかなのから急なスロープなコースがあります。
  • クリフ(Cliff)崖から飛び降りコース。崖の前には必ずクリフのサインがありますので、飛び降りたくない人は迂回しましょう。
  • シュート(Chutes)岩と岩の間の狭いエリアを滑り降りるコースです。超上級者むけ。

 

これもまた超上級者向けですが、リフトではいけない場所まで道具を担いで登っていくコースもあります。

登った先にはクリフかシュートが待っていますので、超上級者以外はおススメできません。

 

フリースタイル用のコース(Terrain Park)

大型スキー場にはテレインパーク(Terrain Park)というフリースタイル用のコースがあります。

ハーフパイプやジャンプ台などさまざまな設備があってフリースタイルにチャレンジできます。

超特大のジャンプ台から小さいのまでさまざまで、みなで順番待ちして一人づつ飛びます。

 

テレインパークはロープで囲って途中から入ることができないようになっていますが、くれぐれもロープをくぐってパーク内を横断しないようにしてください。

ジャンプ台から人が飛んできますから、とても危険です。

 

けがをした場合

アメリカ人は基本的に知らない人に対してもとても親切です。

ころんでしまってしばらくもたもたしていると、まわりで滑っている人が早速近寄ってきて、大丈夫?(Are you OK?)と聞いてくれます。

もしも怪我をしてしまった場合は、遠慮しないで通りがかりの人に助けてもらいましょう

痛みが激しい場合などは、頼まなくても周りの人がスキーパトロールに連絡してくれます。

 

ナイトスキーはまれ

スキー場の営業時間は通常は9時から4時までです。

まだまだ明るい4時でしまっちゃうのはなんだかなあと思ってしまいます。リフトによっては3時半で閉まるところもあるので、リフトの営業時間を必ず確認してください。

また、ナイトスキーを運営しているスキー場はとても少なく、レイクタホではナイトスキーがあるのはスコアバレーくらいです。しかも滑れるところがものすごく限られています。

夜は滑るよりもパーティタイムを楽しみたいアメリカ人のほうが多くてナイトスキーの需要がないのかもしれませんね。

 

スキー・スノボ以外のコト

スキー場の食事はとても残念

アメリカのスキー・スノボでもっとも残念なのが食事です。

まずいことで有名なアメリカのごはんですが、スキー場ともなるとさらに悪化してしかも値段があがります。

大型スキー場のふもとのビレッジまでもどればおススメできるレストランが数件ありますが、ゲレンデの中にあるカフェテリアやレストランでの食事はひどいです。

スロープに出たらおいしいごはんを期待しないほうがよいでしょう。

 

ランチパックの持参をおススメ

スキー場のまずいごはん対策は、かんたんなサンドウィッチやフルーツ、パワーバーなどをもってゲレンデにでかけることです。

天気の良い日には見晴らしのよいところを見つけて雪の上でピクニックをしたり、寒いときはカフェテリアの中や休憩所などで自家製ランチをいただきます。

これまでの経験から、これが空腹を満たす一番良い方法でしかも経済的だという結論になりました。

 

給水と飲み物

飲料水は給水所があるので、飲料水用のボトルや背中にかつぐキャメルバックがあると便利です。

日本のような種類が豊富な自販機とかはないので、水以外の飲み物が欲しい場合は小型パックのジュースやゲータレードなどのパワードリンクを持参するとよいでしょう。

 

お酒

ゲレンデ内のカフェテリアには結構本格的なバーがあるので、カクテルなども楽しめます。

スキーやスノボはそっちのけで、バーでお酒を楽しんでるだけ(のような人)もけっこう多いです。

アメリカでお酒を注文する場合は、身分証明書を見せて21歳以上であることを証明しなくてはなりません。(お酒は21歳からです)

アジア人は若く見えるので40歳を超えていても身分証明書の提示を求められることがありますので、写真つきの身分証明書をお忘れなく。

 

ケータイの電波

スキー場によりますし、ケータイのキャリアによってもかわりますが、ケータイの電波が通じないところが多々あります。

とくに山深いコースや林間コースでは電波が届かないみたいです。

万が一の場合にそなえ、一緒に滑る人たちとははぐれたときの集合先と時間を決めておくことをおススメします。

 

無料Wifi

ふもとのビレッジやカフェテリアでは無料のWIFIサービスのあることろが増えています。

スキー場の名前がついたネットワークなのでパスワードは不要です。

が、スピードはとても遅いので、つながればラッキーというスタンスがいいかと思います。

 

まとめ

アメリカでスキーを楽しむための基本情報、お役に立ちましたでしょうか?

レイクタホでのスキーに興味のある方は、”アメリカスキーのトップリゾート・レイクタホ、おススメスキー場ガイド”でレイクタホのスキー場の概要をご覧ください。

また、レイクタホのアクセスは、”アメリカ西海岸のリゾート・レイクタホへの旅計画お役立ちガイド”にて日本からのアクセスやレイクタホのエリア案内を載せています。

 

日本のスキー場との一番大きな違いは、アメリカのスキー場ではロープを張って立ち入り禁止にしているエリアがとても少ないことでした。

要するにどこでも自由に滑ってください、ってことなんですね。

日本では整地したコースしか滑ったことがなかったので、最初はとてもびっくりしました。

今は逆に、日本のスキー場で立ち入り禁止が多すぎるなと思います。だれもすべってないパウダーがそこにあるのに、滑れないなんて残念すぎます!

 

雪さえあればどこでも滑ることができるダイナミックなアメリカのスキー・スノボをぜひ一度体験してみてください!

 - レイクタホのスキースノボ