ベンツスプリンターの自作キャンピングカー : 天井の仕上げと室内灯設置
メルセデスベンツの商用車、スプリンターバンをキャンピングカーに改造しています。現在進行中のプロジェクトなので進行状況を逐次レポートしています。
ここでは天井部分の仕上げと室内灯の埋め込みの過程を説明しています。
スプリンターの紹介はこちらをご覧ください。
自作キャンピングカーの完成予想図とこれまでの進捗状況はこちらでまとめています。
これまでの作業工程については各テーマごとにレポートしていますので、ぜひご参照ください。
作業は現在進行中なので、作業が進みしだい更新していく予定です。
フェルトを合板に装着
内装をどのように仕上げるかについてはかなり悩みました。どんな素材が最適なのか、断熱剤が入ったのはいいけれどそれをどうやって覆ってきれいな内装に仕上げたらいいんだろう。
最終的には、合板でできた薄い板の上にフェルトのようなやわらかい素材をくっつけてそれをスエードで覆うという選択になりました。
フェルトをスエードと合板の間にいれることによっと、ふわっとしたやわらかい仕上げになります。
薄いグレーのスエード(上)とフェルト素材(下)↓
まずは合板の上にフェルト素材をくっつけます。
このスプレー式のボンドを使いました。↓
合板にボンドをスプレーします。
フェルト素材にもまんべんなくボンドをスプレー。
フェルトと合板をくっつけて、室内灯と換気扇が入る部分を切り取ります。
出来上がりはこんな感じ↓
合板の裏側。↓
スエードをホッチキスで留めていく
次はスエードをフェルトと合板の上にくっつけます。
スエードは、接着剤を使わずにホッチキスで留めていきました。
普通の事務用のホッチキスでスエードをくっつけます。
表から見るとホッチキスの後が結構目立ってしまいました。が、端っこの部分は棚の間に入って見えなくなるので問題なし、とのたまうダンナ。
室内灯が入る部分はこんな風にフェルトをくりぬきます。↓
室内灯を埋め込む
次は天井に室内灯を埋め込む作業です。室内灯は全てLEDライトにしました。
天井に埋め込む室内灯は、左側のくろい縁取りのライトを使います。
フェルトをくりぬいたところにLEDライトを埋め込んでいきます。
ライトの裏側はこんな感じ↓
ライトを埋め込んだ後は配線を整えていきます。
表から見たところ。こんな感じで仕上がります。この2枚の板が天井になります↓
天井を入れてみた
とりあえずどんな感じになるか、天井を入れてみることにしました。ちなみにこの時点ではライトの配線は出来上がっていません。
よっこらしょとスプリンターの中に運んで、
両側をキャビネットの上に乗っけて、換気扇のフレームをスクリューで留めていきます。
天井装着。
思っていたよりもキャビネットに乗っかる部分が少なくてホッチキスの跡が見えちゃったのがちょっと残念。
ま、これも手作りだからこその味?とあきらめることにしました。
全体でみるとこんな感じに。少しづつキャンピングカーっぽくなってきたかな?
まとめ
思い切り悩みましたが、合板+フェルト+スエードの3層式の内装はなかなかよいアイデアだったと思います。
天井はシンプルな板が2枚なので比較的簡単でしたが、サイドは窓わくが弓なりになっているのでかなり苦戦しそう。
一番大変なのは、窓の形にきちんと合った合板を作ることなんですが、出来上がっていたものが作業をしている間に壊れてしまって、やり直しをすることになってしまいました。
一歩進んで3歩下がるプロセス。なにせ初めての経験なのでトライアル&エラーの連続です。
とりあえず天井の加工は成功したので、めげずに進んでいきたいと思います。
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