ベンツスプリンターの自作キャンピングカー:天井の加工
メルセデスベンツの商用車、スプリンターバンをキャンピングカーに改造しています。
2015年の秋からゆっくり始まった自作プロジェクトです。
自作のキャンピングカーを作ってみたいなあという方の参考になればと思います。
ここでは作業途中のキャビネットの進捗状況と、車内の天井を加工していく作業についてレポートしています。
スプリンターの紹介はこちらをご覧ください。
自作キャンピングカーの完成予想図とこれまでの進捗状況はこちらでまとめています。
これまでの作業工程については各テーマごとにレポートしていますので、ぜひご参照ください。
作業は現在進行中なので、作業が進みしだい更新していく予定です。
キャビネットを仮どめする
狭い室内をできる限り効率よく使うために天井の両脇にキャビネットを入れます。
↓天井を加工する段階ではキャビネットは完成していなかったのですが、天井を加工するためにテスト装着することになりました。
実は、キャビネットの製作は大きな悩みの種でした。
というのも大工のダンナが苦手なのがキャビネットや家具などの細かい作業を伴うもの。家を作るのと家具を作るのはまったく違うことらしいのです。
また、転売のときの価値を下げたくなかったので、見た目がいまいちなキャビネットだけは付けたくないと決めていました。
試行錯誤の結果、ラッキーなことに家具を作るのが得意な人を近所で見つけることができました。
うちのダンナが彼のうちのリフォームを手伝う代わりに無料でキャビネットを作ってもらうというバーター(物々交換)でめでたしめでたし。
キャビネットの作業については”ベンツスプリンターの自作キャンピングカー:収納キャビネット”で詳しく解説していますので、ご参照ください。
天井の加工
納車されたときは鉄板むき出しの内部でしたが、最終的には4層の構造の内装になります。
うちわけは:
- 断熱剤
- アルミのシート
- 合板のパネル
- 壁布
断熱剤とアルミのシートは装着済みですので、次のステップは合板のパネルの装着です。
↓アルミのシートの上に合板パネルを貼り付けます。
天井も両サイドの壁も同じ構造になりますが、サイドは窓枠とベットとキッチンのキャビネットが出来上がらないと内装の作業ができません。
窓枠は出来上がっていたのですが作業の途中で壊れてしまってやりなおし。(涙)こういった繰り返しの作業も多々あり。
天井の加工は換気扇だけで終了していますので、まずは天井の内装から仕上げることにしました。
天井用の合板パネルをつくる
天井には換気扇が2つ装着されているので、換気扇用に四角いスペースを作ります。
↓真ん中に四角い穴を開けているところ
↓このパネルを天井に貼り付けます。
↓サイズを確認するために仮でパネルを入れてみる。前部のパネルが入ったところ。
↓両方入りました!サイズはオッケーでした。
ここで準備しておいた換気扇のプラスチックフレームを入れます。
↓換気扇のフレームと木のパネルが入ったところ。
まとめ
木のパネルとキャビネットのおかげで、天井だけはキャンピングカーっぽくなってきました。
が、先は長い!
これからまだまだ作業は続きます。
合板のパネルが出来上がったところで、次は室内灯を設置していきます。
室内灯と配線が終わったら、パネルを最終的に装着します。その次は木のパネルの上に壁布を接着、これで内装は出来上がりです。
天井だけではなく、両側の壁も同じ作業をしなければなりません。
これらの作業がひととおり終わったところでまたご報告しますね。