ベンツスプリンターの自作キャンピングカー : 換気扇と断熱剤の装着
現在我が家ではメルセデスベンツのスプリンターをキャンピングカーに改造するプロジェクトが進行中。
2015年の秋から本格的に始めたキャンピングカー改造プロジェクトの進捗状況をテーマごとにレポートしています。
今回は換気扇と断熱剤の装着について説明していきます。
自作のキャンピングカーを作ってみたいなあという方の参考になればと思います。
ちなみに、うちのダンナは大工なので彼の持っている配線やら組み立てたり窓枠を作る、などという大工の技術はものすごく役立っていてます。このスキルがなかったらとても大変だったと思います。
といっても全てが得意なわけではないしできないこともあるので、彼の苦手なところはできる人に助けてもらっています。自分で100%やろうするよりも、頼めることろは頼んでしまおう、というのがうちの自作のスタイルです。
参考までに、スプリンターの紹介はこちらをご覧ください。
自作キャンピングカーの完成予想図とこれまでの進捗状況はこちらでまとめています。
これまでの作業工程については各テーマごとにレポートしていますので、ぜひご参照ください。
作業は現在進行中なので、作業が進みしだい更新していく予定です。
天井に換気扇を装着する
内装の下準備のために最初にしたことは、換気扇を装着することでした。
車内の後部に冷房をつけるかどうか迷ったのですが、どうしてもジェネレーターを搭載したくなかったので、後部の冷房はあきらめました。
そのかわりに扇風機としても機能する換気扇を入れることにしたのです。
後ろと真ん中に2つ搭載することにしました。
天井の鉄板に四角い穴を開けて、換気扇を装着しました。内側からは木の枠をつくりそこへプラスティックのカバーをとりつけます。
プラスティックのカバーはうちのバンの天井には長すぎたので半分の長さに切断。
カバーをとりつけるとこんな感じになります。
失敗だったのが、同じモデルなので、リモコンでつけたり消したりするときに2つ同時に作動してしまうんですね。これ、別のモデルにすればよかったなあと後悔。
換気扇は断熱剤を入れる前に装着しておきます。
プラスチックのカバーを入れる仕上げは、内装が完了してからになります
配線の下準備をする
断熱剤を入れる前にもう一つやっておかなれればいけないのが電気の配線です。断熱材とインナーをつける前にある程度の配線の準備をしておくと後々ラクです。車内のどこにライトをつけるのか、スイッチはどこに置くのか。充電などのためのコンセントも必要などなど、細かく決めていきます。これはうちのダンナの得意分野。
天井から電線がぶらさがっております。車内の後部にあるベットにベットサイドのランプと充電用のコンセントが入ることになっています。
断熱材を入れる
ここまで仕上がったところで、断熱剤を装着します。
室内の下準備で一番大変だったのが断熱材を入れることでした。
家庭用の断熱剤によくあるファイバーグラスのタイプは使わずに、スプレー式の断熱剤で一気に装着しました。
スプレー式の断熱剤を使ったことないダンナ、どうやら自分でやるのは不安だったようで、経験のある友達にスプレーしてもらうことになりました。
スプレー式のは装着するのは早いけど下準備と後処理が大変。断熱剤が窓や運転席、換気扇や電線などにとびちらないように、プラスチックのシートでしっかり覆います。断熱剤を吸い込まないようにまた目に入らないように顔にはばっちり防護マスク。顔だけではなく防護服をつけてのスプレーでした。
出来上がりはこんな感じです。このあとはみ出しているところをきれいに整えていきます。これまたぼろぼろごみがでて大変でしたよ。
断熱剤をきれいに整えたらアルミのシートで覆います。木のパネルはアルミのシートを支えてくれるのと配線板の役割をしてくれます。ここまでくるのに相当な時間をかけました。
まとめ
断熱剤が入ってからこのままの状態で何度か長距離を走ったんですが、断熱剤の効果にびっくり。鉄板のままのときは、夏は車内がものすごく暑くなり、冬はものすごく寒くなったんです。断熱剤ってすごい。走っているときの騒音も吸収してくれるようになりました。それまではがたがたものすごくうるさかったんです。
手間はかかったけどしっかり断熱剤をいれてよかったです。
これから自作キャンピングカーを作る方、断熱剤は面倒ですけどしっかり入れたぶんの元がしっかりとれます。車内の断熱と暖房に大きく貢献すること間違いなし!
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[…] 2)換気扇を取り付け断熱剤を入れる=断熱剤をいれるのがとっても大変。 […]